ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 戦場のボーイミーツガール > 第四章 戦場のボーイミーツガール > 16 第四十七話 過去との決別 を読んだ感想
投稿者:とらと 2021/03/16(火) 19:55
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 第四章読了しました!ヘビーな章でしたね……!!初っ端からどん底に叩き落とされるような展開ですごいものを見始めてしまったな……と言う感じでしたが、続きが気になってどんどん読み進めてしまいました。ヘビーだけど、ツイッターでもお話ししていましたが、鬱展開という感じではないんだよな。キャラクタたちが諦めないから、というのは本当におっしゃる通りだと思いますし、また彼ら探検隊の中に状況を打破できるだけの若い力が、希望がみなぎっていることが常に感じられるからなんでしょうね。肉体的だけでなく精神的にも、職業柄なんでしょうが、強い子たちばかりだなと感じます。彼らが強いから、読者も恐れながらも希望を託して読み進めることができるんだろうなあ!ヘビーな場面でも読者にストレスを与えない方法という観点でハッとさせられたというか、とても勉強になりました。またキャラクタたちの魅力だけでなく、読ませる力というか、読者を次の展開へ連れて行くパワーみたいなものが物語や文章の中にすごく溢れていたような気がします。表題ど真ん中の回でもありますし、作者さんの熱の入れようがじかに伝わってくるようでした。凄かったです……!!

 冒頭のもじもじシーンからの急転直下、言葉通りの地獄絵図から、探検隊ベースに集まって分かる凄惨な状況(誰が死んだって報告するしかないのシーンの惨さが生々しくて凄かったです)、エルド説得シーン(いや本当によかった)、修行(ひどすぎない??他に方法はなかったのか(ないんだろうけど……笑))、などどのシーンもとても印象的ですが、やはり教団突入以降の流れが熱くてよかった!!仲間が次々現れて皆であの手この手で強敵に立ち向かう、これまでの鬱憤を晴らすかのような突き抜けた熱さでした。ボスゴドラ戦すごく読み応えあって楽しかった!!
 そしてその最後にライがシオンの元に駆けつける、という流れがたまりませんよね。ゴトーという恐怖のもとで、唯一の探検隊として気丈に振る舞ってきたシオンの感情が、ライとの合流で決壊する瞬間が、すごくよかった。 > 「こわ……かった、よう……!」 この言葉を、極限の孤独の中で彼女がどれほど耐えてきたことか……!! 怖かったし苦しかったよね……その強くて苦しかった画面を彼女が乗り越えることができたのは、彼女の頭の中にいつもライがいたからですし、ライがここまで強くなってシオンを迎えにこれたのも、ライの心の中にいつもシオンがいたから。なんだかもう……彼らはコンビ……二人でひとつの探検隊……お互いが唯一無二の存在……なんだなって……グッときました。彼らの心の繋がりが本当にもう……言葉では言い表せないくらい……尊いです。

 ゴトー書くの難しいんだろうなって思います。こういう超人的な過激な思想の持ち主って、普段からこういう思想やその持ち主のことを学んでいないと、それらしい雰囲気を作ることすら難しい気がします。私は宗教とか哲学とかには大変疎いので余計そう思います。でも読み進めるほどに彼はどんどん惨めな俗物に見えてくる。ゴトーが本気でキレたのが、ライに「どっちが劣等種か分からない」と煽られた瞬間だった、ってのが、彼がただの驕ったヤドキングでしかなかったことを如実に表していてよかったです。

 気になってたライの詠唱が遂に!(新詠唱の引っ張り方がテクニカルでした!!)正義の執行者の成れの果て。『伽藍』という言葉は清浄な場所、を表しているのかなと推察します。ライの清浄な場所とはやはりシオンなんだろうか。ライは清浄なるシオンを守護し、シオンはライを救済する……そういうことですか?そういうことかあ(照)あのライが英雄になったんですよ。探検隊基地であんなに浮いてトゲトゲしていたライが、みんなに囲まれて、英雄とか言われてるんですよ!!奥さーん!!ライが英雄ですよおー!!!(勝訴の紙を持って駆け回る私)なんだか夢のようですよね。大変な事件でしたが、彼らはこの事件を乗り越えてたくさんのものを失った代わりに、強さと仲間を手にしたんですね。

 その清浄なるシオン(決めつけがすぎませんか?)のメインウェポンがシャドーボールというのにずっと違和感を感じていたんですが、ハーヴィ家という彼女の血族に関係しているのかもしれないなと思いました。何か血に濡れた過去がありそうです。なにもかも破壊しそうな呪われ感があります。開けてはならぬ箱感が……シオンの出自もすごく気になりますし、そのなかで彼女がどうやってこのような献身的な性質を手に入れたのかも気になります。

 事件後のアクセサリーショップの流れがとてもしんみり→胸熱→ウフフで綺麗でした。本章のお話の締めとしてこの上ない出来栄えで凄く良かった〜……シナリオの作り方運び方が美しいなあと度々思わされます。悩んで決めたプレゼントちゃんと渡せてよかったなあ。章頭のモジモジから本当に遠くまできた気がしました、作中時間では一瞬のことだったかもなのですが、彼らを取り巻く環境はたくさん変わったよね。お互いにプレゼントするなんて展開は、初期のギスギス極まりない二人を振り返るとまったく想像もつきません。本名を教え合うのがまた象徴的で好きです。
> このまま夜を凍りつかせたかった。
 こんなに暖かい「凍りつかせたかった」があるだろうか……!!なんて美しい一文。心に響くシーンでした……!!

 他の作品を読んでいても時折思うことですが、本作の「探検隊」は、彼らの活動内容や彼らに賭けられる期待という点で「探検隊」と言う言葉のイメージからはかなり逸脱していると思うこの頃です。この世界の一般ポケモン、探検隊に負荷をかけすぎですよね。探検するんやぞ??(?)街を襲撃されて痛い目を見たから探検隊のせいってお前えぇ……うそやん……勝手すぎない??お前も技使えるんちゃうんか??お??探検隊だって強いけど、普通のポケモンなんだよぉ……!!都合の悪いときにストレス発散のために槍玉にあげられる感じが、現実の警察や自衛隊みたいでリアルだなあ思いますし、探検隊の皆は生真面目に彼らの期待を背負すぎだと思います。子供じゃん!!探検しようよ!!(???)原作もこんなんなんでしたっけ!?原作プレイしてるんですが、なんか世界を救ったような気がすることしか覚えてないので、このあと世界が崩壊の危機を迎えるんだと思います。でもここから明るい話になるって作者さんが言ってる!!よかったあ!!ライとシオンのロマンに溢れたお宝冒険譚とっても楽しみにしています!!!(?????)
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投稿者:竜王 2021/03/17(水) 23:42
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 とらさん、力の入った感想をありがとうございます! 頑張って書いた章なので丁寧に読んでいただき嬉しいかぎりです。それでは返信させていただきます。

 感想で言及されているように、本作では探検隊が苛烈な環境で生きていると考えて表現しています。特に、トレジャータウンを守るために血生臭く戦う場面は力を入れました。そして、精神的にも肉体的にも(特に大人たちは)成熟している存在として書いたので、その点に触れていただき嬉しいです。
 原作のファンシーな表現も好きですが、いろいろと考えていると「冷静に考えて責任重すぎじゃない?」という結論が出たのでこんな風に書かせてもらいました。ともあれ、原作とはかなり遠く離れた存在なので賛否あると思っていたのですが、そこを受け入れていただき嬉しいです!

 四章の流れを褒めていただきありがとうございます。おっしゃる通り、最初にほっこりする場面から始め、何段階か落としてから最後に全員集合でギアをあげてまとめるのは自分でも狙った構造なので、書いていてとても楽しかったです! 特に、表題回は自分でもどうやってここまで持っていくかかなり迷っていた回なので言及していただき幸いです! 二匹がどう再開するか、そして彼らが互いにどのような存在であるのかという結論を書ききることができて満足です。表題回収の回はその部分を表現したかったのです( ´ ▽ ` ) 彼らの関係は、こう、言葉に表せない「何か」だと作者は考えています。ともあれ、それなりに歪んでいる彼らの関係性の今後をお楽しみいただければ幸いです。

 ゴトーさんは書いていて楽しかったです。最初は過去とか書こうと思っていろいろ考えていたのですが、過去があるから救いがあるようなキャラでもないなと思ってその部分はばっさり切りました。一応、彼なりに哲学はあるのですが、それをライたちが聞くわけがないと思い喋らせるのを諦めました。どうしようもないポケモンだとライが喝破している通りです。

 おっしゃる通り、伽藍には色々な意味を込めていましたね。前章から本章初めまで何もかも失い、そこでゼロから掴んだものが伽藍ですね。多分彼には伽藍しかなくて、それ以外の何も手繰り寄せるものがなかったのかもしれません。ライにはシオンを守ることしか考えられず、それ以外の何も理解することができません。だからこそ、その純粋な思いが昇華させて力を得たのでしょう。英雄になりたかった彼が、それを諦めて得たものが英雄だったとは皮肉な話ですが、そこで得たものがあるので英雄にこだわらなくても良くなりました。

 シオンは本作の核を担うキャラクターですね。メインウェポンがシャドーボールというのも自分が狙っていた箇所なので、そこを読み取っていただき嬉しいです( ´ ▽ ` ) とらさんが言及しているように、シオンの出自と過去はパンドラの箱ですあの献身的な姿勢や時折見せるポテンシャルの高さは彼女の過去に何かあるのかもしれないです。書いていて思うのですが、ライよりもずっとシオンの方がどこか歪んでいるのがいいですよね!!!

 事件後の「過去との決別」は自分なりにまあまあ書けているところだと思っているので褒めてくれてにこにこしています。エネコロロとの対話は急に発想の方がやってきたところなのです。シオンが「思いません! いつだって、始まりに遅すぎたなんてないはずです!」という場面が特に気に入っていて、この章でのシオンの成長が象徴されていて気に入っています。
 あれだけ最初は微妙な距離感を保っていた彼らも、気がつけば遠くにやってきました。花をつけたイーブイはかわいいですよね……わかる……。苗字もシオンにとっては忌みて禁ずる過去のもので、ライにとっては記憶を失う前の「自分」でした。それをお互いに口にしたのが、まさに「過去との決別」でしたね。最後の一文も気に入っていて、「夜を凍りつかせたいと思った」の部分は締めとして「これしかないやろ!」と思っていました。

 原作はもっと可愛らしくてファンシーです!!! 多分、原作ファンからしたら解釈違いも甚だしく刺されても文句は言えません!!! 僕自身が胃がキリキリするような描写を重ねたかったのでこれだけブラックになっています。ただ、原作をプレイしているときの違和感として、「どうして世界の危機を一ギルドに託しているのか」「どうして探検隊なのにお尋ね者を捕まえなければいけないのか」というものがあり、そこからこの小説は生まれました。なので、彼らにかかっている期待や厳しい視線もあの世界だったらあり得なくないかなと思いました。そのうえ、子供達には残酷ですが、「大人になれ」という厳しい現実がそこに横たわっています。だってポケ九割搾取ですよ!? やりがい搾取反対!!!
 それでも、彼ら自身はこの探検隊という職業にどうしようもなく魅了されているのだと思います。彼らが現実や理不尽と戦って戦って戦い続ける場面はどうしても書きたかったところです。

 それではまとまりのない文章ですが、これを以って返信とさせていただきます! 明るくなる……こう、ジェットコースターは登る場面が必要ですよね!!! 本当にありがとうございました!
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ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 戦場のボーイミーツガール を読んだ感想
投稿者:つらつら 評価:感動した! 2020/06/23(火) 16:14
感想欄でははじめまして。つらつらと申します。
最新話まで読み終えましたので、感想を書かせていただきます。

遠征中盤までは、色々ありつつも基本原作沿いのストーリー。ある程度展開が読めているので、どちらかというとキャラの魅力に惹かれました。主人公ポケモンのライは、クールで排他的、異常なほどに強い意思を持っているという若干厨二的なキャラだなあ、というのが当初の印象でしたが、なんというかその素振りが出来るほどに彼の実力がついてきてないことが発覚していきます。その矛盾に意固地とも言える信念が徐々に折られていき、葛藤している様も丁寧に描写されていて、自然と彼に感情移入することができました。一方、パートナーのシオンに対してはそんな芯が感じられない、ふわふわしたキャラだなあというのが第一印象。物語もどっちかというとライよりで、筆者さん曰く「影の薄いヒロイン」でした。基本的にライに沿っている行動の多い彼女ですが、遠征が始まる頃から主体性が生まれてきたような気がします。印象的なのは、やはり第二十七話の台詞、「知っているよ。それでもライは私にとって遠き理想」。それまで手放しでライについていくキャラクターという印象でしたが、彼女自身のゴールというか道を定める台詞だったと思います。

さて、遠征終盤からはオリジナル展開目白押しで、先の展開に焦らされつつ読みようになりました。
不気味な幻影神官や、詠唱、個性的な他の探険隊達。個人的に、原作沿いストーリー小説を読む際にこの αの展開が自分と合うかどうかが結構重要になってくるのですが、この小説の αは、どれも自然と受け入れられて楽しむことができました。
αについての感想は、今のエーファ教会戦?が一段落したら書かせていただきたいなと思います。

これからも体調にお気をつけて投稿していただければ幸いです。

駄文、長文失礼しました。
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投稿者:竜王 2020/06/23(火) 21:57
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 おはようございます。まずは丁寧な感想をいただきありがとうございます! それでは返信に移らせていただきます。

 ご指摘の通り、ライについてはあえて歪な存在として書いております。正義感というにはあまりに短絡的で排他的な思想、当然そんな矛盾を抱えている存在が否定されないわけないので信念をバキバキに折りました。しかし、そこでただ折れるだけではなくて、また新たに信念を獲得していくところがライの強さでもあり、彼が成長した部分でもありましょう。
 シオンについての読解も、まさにおっしゃる通りです。三章までの展開における狙いは二つありました。一つはライが己の矛盾を越境すること。もう一つはシオンが主体性を獲得することです。なので、三章二十七話の「遠き理想」は自分が最も書きたい展開の一つでもありました。その点を丁寧に読み取っていただきありがたいかぎりです。

 遠征終了後の展開や設定を面白いと言っていただきありがとうございます。この辺りは原作にないもので、正直出していいのかな……?と悩んでいた箇所でもありました。他の探検隊達もお気に入りのキャラが多いので、気に入ってもらえて嬉しいです。

 さて、エーファ教団との戦いがどうなるのか。幻影神官などの目的は。そしてシオンらはどうなるか、そして次の更新はいつになるのか……() 楽しんでいただければ幸いです。

 それではここで感想を締めさせていただきます。本当にありがとうございました!
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投稿者:つらつら 2020/06/23(火) 16:16
なんかいま読み返すとめちゃくちゃ偉そうですが、シンプルにまとめると「めっちゃくちゃ面白かったので続きが読みたいな!」という意味に捉えてもらえればと思います。
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ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 戦場のボーイミーツガール > 第四章 戦場のボーイミーツガール > 08 第三十九話 ケダモノ を読んだ感想
投稿者:早蕨 2020/05/28(木) 22:37
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追いつきました! 早蕨です!
なるほどこういう雰囲気の物語なのですね……。
序章を読んでいる時はこんな風に戦い続けるボーイミーツガールになるとは思いませんでした。
手に汗握る、良い緊張感満載です!
ライの不器用さ、ぶっきらぼうさが少しずつ溶けて行く様は正に正統派ボーイミーツガール。
まだどういう過去があるかは詳しく明かされていませんが、スリープを過剰なまでに叩き潰したライが、シオンによって少しずつポケモンらしい、または人間らしいとも言える心を持ち始めた事で、ライ本来の力を全て出し切れない。そんな展開が凄く好きです。
 ぱっと思い浮かんだのはるろうに剣心でした。人切りの過去を持った彼が、幕末の動乱期を乗り越え、明治となった時代に今度は人を守るための剣を振るう事を近うが、人守る剣ゆえに人切り時代の勢いはなく、過去の自分よりも明らかに弱くなっている。
 これがライにも当てはまる部分が少しあるんじゃないかなって思います。更新分まででは、それでもシオンを助けるために、「守りたい」という一心で、今までよりも更に強くなっていく展開はアツいですね。修行ですね。ジャンプ感ありますね。
 シオンのお姉さんである事を強要していたのかもしれないと悩むフィーナや、互いを「気にくわない」と思いつつも認めざるを得ない事は分かっているアラン。一歩引いたところにいるシアン。老獪なヨハンに、皆の親方プクリンなど、抑えるべきキャラクタを抑えてるなあ! と思います。
 ライとシオンを中心に、二人を取り巻き、支え、導いていくキャラ達が敷かれているので、読者側も物語に上手く入って行けるような感覚です。
 あと! 基本的にキャラクターが皆痛めつけられている!!ww
 これでもかと嬲られ、苦しんで行く書き方はテーマあっての、それとも物語の雰囲気を損なわないためのものなのでしょうか!ww
 それとも趣味なのでしょうか!www
 苦しんだ先で得られた物や爽快感はきっととても気持ち良いものになるんだろうなあと思うと、今後も楽しみです!
 シオンの過去、ライの過去、アランとの確執やエルドとの和解。ヨハンを超えるシオンなど、見たいものはたくさんあるので、今後の展開が気になりますね!
 色々大変な時期かとは思いますが頑張って下さいー応援しとります!
 
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投稿者:竜王 2020/05/29(金) 01:47
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おはようございます。まずは長くなりつつある作品をここまで読んでいただきありがとうございました! それでは返信に移らせていただきたいと思います。

まずは戦うボーイミーツガールということについて。その通り、この二匹には戦ってどんどん強くなってもらおうと考えて書きました。精神はある程度成熟しているが、人間からポケモンに変異したことでポケモンとしてのセンスに欠けるライ。そして稀代の才能を持ちながら、弱虫ということでなかなか力を発揮できないシオン。この二匹がだんだんと距離を縮めながら強くなるのは書いていて楽しかったです。

次に、ジャンプ感を指摘していただきありがとうございます! ご指摘の通り、この作品はジャンプの漫画に多大な影響を受けて作られました。「るろうに剣心」も構成要素の一つです。熱くて面白いので好きです。

そして、自分もライが成長してしまったことによって力を失ってしまう展開は書いていてすごく楽しかったです。成長というとポジティブなイメージがありますが、変わってしまうことによって失ってしまうものもある。そんな皮肉さも書きたいと思ったから四章の前半が誕生しました。それと奪還編はジャンプの王道ですからね。

さらに二匹を取り巻くポケモンたちについて。フィーナとヨハンは書いていて気に入っているキャラなので嬉しいです。老獪なキャラと姉御キャラは、まだ不器用な二匹を先導してくれるかっこよさがいいなと思っています。

キャラクターが痛めつけられてるのは!スポ根小説だからです!
嬲られている理由はいくつかあって、ゴトーや幻影神官という悪役が作者の想定を超えて暴れ始めたため。そして、苦しい思いをしたほうが、成長できると思っているからです。趣味じゃない!……はず、多分。

ライとシオンにどんな過去があったのか、さらにアランやエルドといったギスギスした関係にあるポケモンたちがどんな物語を紡いでいくのか、これからも楽しんでいただければ幸いです。

最後になりますが、拙作を丁寧に読み解いていただけたことに心の底よりお礼を申し上げます。ありがとうございました!
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ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 戦場のボーイミーツガール > 第三章 遠き理想 > 15 Another Story 風邪 を読んだ感想
投稿者:とらと 2020/04/26(日) 00:06
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 追いつきました〜!! あ〜面白かった!! なんといってもまずはノクタスですね、ヴィドさん……なんてことだ……。沈黙の洞窟で助けたポケモンがサボネアだったとき、あっ、あのノクタスが言っていた家族のサボネアに違いない! とは思いましたが、まさか彼らから恨まれて殺されようとすらするとは思いもよりませんでした。温かい出会いだなあと思っていたから……。でもヨウくんをはじめとした、村の人々の気持ちも理解できるんですよ。村のために悪事に手を染めようとした兄貴分が逮捕され、それをキッカケに村が焼かれ、多くの犠牲が出て逃げ惑った先で苦しい生活を強いられて、この恨みをどこにぶつければよいのかという。探検隊や警察が悪くないと頭で理解はしていても、心がそれに追いつくかは別問題で、ヴィドさんを逮捕した連中に、怒りをぶつけたくもなるよなあ……。
>「こんなことなら助けてくれなければよかった」
 なんて……切ない……。サボネアやバクーダたちの心境も、ライさんたちの心境も、どちらも苦しいです。しかも、それが、すべて幻影神官というヤバい奴の掌の上だったのだと言うのですから、残酷な話です。竜王さん自作に残酷残酷と言いましたが『ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 戦場のボーイミーツガール』結構残酷物語じゃないですか!?笑
 黒の蝶、幻影神官、刻印、詠唱、と様々な要素が明らかになってくるたび、どんどんお話にのめりこんでいく自分がいます。オリジナル技の応酬もすごく新鮮で面白いです。『第二十七話 遠き理想』、シオンVSチーム・アネモネの戦闘から、『守る』の白い壁の中でのライさんとシオンちゃんの会話シーン、という流れが特に心に残りました。『詠唱』(?)を発動してチーム・アネモネを圧倒する感情を失ったシオンちゃんにドキドキし、あと一歩のところで理性を取り戻して踏みとどまるシオンちゃんにグッときて。壁の中でお互いの不安や本心をぶつけあい、生きて欲しい、という懇願を受け入れ、手を取り合う二人の姿。ずっと距離の詰め方を探っていたり距離を詰めることをためらっていたりした二人が、この回をきっかけに少しずつ微笑ましいシーンが増えていったりして、感慨深いものがありました。ボーイミーツガールだなあ……(*^-^*)
 キャラ、シオンちゃんも大好きだしユクシーのキャラ付けも凄く面白いなと思ったんですが、エルドさんが何もかも好きすぎて……得体の知れなさも怪物呼ばわりして逃げ出す利己的さも荷物パクっていくしたたかさも大好きだ……。彼がブレイブに入って、連携が取れなくなるどころか、的確な指示によりバトルが円滑に回るようになる、という展開は本当に驚きでしたし、頭のキレる有能男性は最高にクールだぜと思いました(突然性癖の話をする)。技が使えないというウィークポイントを持ってる(彼の話が本当なら、ですが)彼が、大学で技に関する研究をしていた、という設定も、なるほどなあと思わされてすごく好きです。今後も物語にたくさん絡んできそうで嬉しいな……!!
 風邪番外編もかわいくて大変よかったです笑。ライくんとアランくんのコンビ、面白いな……!笑 フィーネさんのシオンちゃんと友達でありながらも適度な距離を保ってるっていうか、友達と言うよりは理解者、というような立ち位置であるところも好きです。シオンくんもかわいくて良い!! どんどん面白さが加速していく本作、次回からオリジナルストーリーとのことで、「ここまではオリジナルストーリーじゃなかったの!?」と驚いていますが(ポケダンあんま覚えてませんがこれは完全にオリジナルストーリーでは!?笑)、作品タイトルの意味が明かされるのかな?と思ってワクワクですね。続きも楽しみにお待ちしております!
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投稿者:竜王 2020/04/26(日) 01:42
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おはようございます!お読みいただきありがとうございました!本当はもっと練って返信するべきなのですが、感想をもらったことが嬉しすぎて一気に書き上げてしまいました。それでは返信に移らせていただきたいと思います。

>『ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 戦場のボーイミーツガール』結構残酷物語じゃないですか!?笑

優しい物語です(ニッコリ) 真面目な話、ことさらに残酷な物語としては作っていないです。ただ、ライが先走ったことが因果応報として帰ってくる、そんな世界として割と真っ当な構造を意識して書きました。ただし幻影神官が悪意を持っていくらか弄っていたため、因果応報以上のものが返ってきてしまった……あれ?
ノクタスことヴィドを気に入っていただきありがとうございます。最初は端役だった彼も、気がつけば因果が巡ってこうなったわけで。いい兄貴分は書いていてこんなふうになりたいなーと思えるのでいいですね。

>オリジナル技の応酬もすごく新鮮で面白いです

ありがとうございます!ここらは中二病全開で書いているため、読者の方々を置いていってると感じたので嬉しいです。

>シオンVSチーム・アネモネの戦闘から、『守る』の白い壁の中でのライさんとシオンちゃんの会話シーン、という流れが特に心に残りました。

ここを褒めていただき本当に嬉しいです……!実は自分の中で一番書きたかった話が『第二十七話 遠き理想』でした。ずっとライとシオンの関係がもやもやしたまま進んでいたので、書いていて楽しくなりました。以前ツイッターでライとシオンの関係性がどうなるか気になると言ってくれたので、この話で一つの結論が出せたかなと思っています。

>この回をきっかけに少しずつ微笑ましいシーンが増えていったりして、感慨深いものがありました。

「微笑ましいシーン」と言ってくれて本当にホッとしましたー!!!これに関しては描写に自信がなく、素面だと恥ずかしくて書けなかったのですが、そう言っていただけたのが何よりも救いになりました。ボーイミーツガール、大好物なのです(性癖吐露) 今後とも二匹の関係を何卒よろしくお願いします。

>シオンちゃんも大好きだしユクシーのキャラ付けも凄く面白い
ヒロインが好きと言ってもらうことは、作者にとってこれ以上幸せなことはありません。書いていて自分は好きだけど、読者の方にあざといキャラだと思われないかな……?と不安だったので涙が出るほど嬉しいです。ユクシーに関しては書いていて筆が乗りました。世捨ての研究者として好き勝手やること、そして数千年生きていることも相まって、端役にするには勿体無いキャラになってしまいました。

>エルドさんが何もかも好きすぎて……得体の知れなさも怪物呼ばわりして逃げ出す利己的さも荷物パクっていくしたたかさも大好きだ……。

ありがとうございます!エルドは書いていてすごく楽しいです……!ライやシオンのように戦闘の才能に恵まれたわけでもなく、また感性もいたって凡愚なので平気で怪物と言う、しかも頭が悪いわけではないので、勝てないと見るやあっさり逃げ出してしまう。そして生き汚くちゃんと荷物はパクっていくあたりが最高にエルドですね。今後も物語にどのようにして絡んでくるかもお楽しみください!

>(彼の話が本当なら、ですが)
こう言われてしまうあたりがエルドです。本当かもしれないじゃないですか!!!

>風邪番外編もかわいくて大変よかったです笑。

ありがとうございます!風邪を引いているヒロイン、いいよね……(性癖) まさに恋愛脳爆発でいちゃついているのを書いたので、正気ではこの話を読み返せないです。一体何を書いたんです???

>ライくんとアランくんのコンビ、面白いな……!笑

「風邪」で実は二匹とも『詠唱』を使って喧嘩していたあたりがミソです。……仲良くしようね!

>友達と言うよりは理解者、というような立ち位置であるところも好きです。

まさにそれを伝えたかったです!単なる友達ではなく、幼馴染の姉御という立ち位置を表現したかったのです。あとは絵さえ上手ければ……。

>「ここまではオリジナルストーリーじゃなかったの!?」と驚いています

だいたい原作沿いだったので(目を逸らす)ちょっとワクワクドキドキな展開が挟まっちゃいました。

>作品タイトルの意味が明かされるのかな?と思ってワクワクですね。

執筆中の自分に任せます!(ぶん投げる)

不十分な世界観や急な展開、そしてオリジナルストーリー、さらに原作にはない設定をどこかから持ってきてしまった拙作を、時間を割いて読んでもらったのは本当に頭が上がりません。今後ともどうぞお付き合いをいただければ幸いです。それでは、返信を締めさせていただきます!本当にありがとうございました!
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ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 〜 戦場のボーイミーツガール〜 を読んだ感想
投稿者:竜王 2019/05/06(月) 16:09
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>つらつらさん

拍手メッセージありがとうございます。これからも自分なりにゆっくりと頑張っていこうと思います。
03
投稿者:つらつら 2019/05/06(月) 23:49
はい!気が向いたときに書いてまた投稿してください!僕もふらっと訪れたときに読ませていただきます!
04
ポケモン不思議のダンジョン 勇気の探検隊 戦場のボーイミーツガール > 第二章 阿呆と怒りとコッペパン > 07 第十四話 未知なる力 を読んだ感想
投稿者:とらと 2017/04/06(木) 19:11
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竜王さんこんばんは!はじめから最新話まで一気読みさせていただきました〜簡単にですが感想を!
 すっげぇ、ここまで暗いところから始まる探検隊モノありますか!?笑 冒頭プロローグ、物々しい雰囲気を決定づける一文目から、嵐の海の描写にあれよあれよという間に引きこまれ、ワァァ……!? と思っている間に平和な町の描写に移り……! お話全体として暗さとほのぼのさの緩急が凄くて、わくわくゾクゾクしながら読み進めさせていただきました! 探検隊、一応プレイしたことがある(はず……実はあんまり覚えてないんですが)のですが、時の歯車ジュプトル関連のシナリオに添って進んでいくんだろうなとは思いつつも、ライ周りのお話が濃すぎてこれからどう転ぶんだ……!? って感じで……! 感想になってなくてスイマセン……! アアア……!
 ライ、すっごい良いキャラですね! ピカチュウっていう大変に可愛らしい絵面のはずなのに、その実は無表情、冷静沈着。『悪人』に対する容赦の無さはきっと彼の生い立ちやポケモンになってしまった事情にも関係しているのかもしれませんが、それにしたって、スリープに対する拷問などちょっと主人公・ヒーローとしては行き過ぎた行動も多く、すっごい興奮します、こういうダークな主人公好き……!!笑 ルリリの身を案じるよりもスリープを捕らえられなかったことを悔いていたりと色々こいつヤバイ感がひしひし伝わってくるのですが、そんな自分にふと引っ掛かっている描写もありつつ、『高いところが怖い』とか滝で目測を見誤ったことに普通に凹んだり、
>「・・・どうも。俺も、その、探検隊になれてよかった」
 この発言があったりと、彼が『色々ヤバそうではありつつも普通に良い子っぽい』ところが、もうめっちゃ愛しいです。しかもこの発言であ、ちょっと心の距離縮まったかな? からの、謎の夢からの、最新話の展開でしょ〜……ウワァ〜……(頭抱え ライくんから底知れぬ闇を感じるんですが、ですが報われて欲しいっていうか普通の幸せも知ってほしいなって思うんですけど……今後どうなる……
 シオンちゃんも、すっごいかわいいんですよね。健気で良い子なんですよねこれが。自分に持ってないものをたくさん持っているライへの憧れ、けれど嫉妬心や自分を蔑ろにされているような感覚から生じる氷の棘。それでも歩み寄ろうとして、それでも『拒絶の看板を掲げられ(この表現すき)』、なんでそんな奴とチーム組んだんだと至極真っ当なことを言われながら、それでも前を向こうとする。からの13話〜最新話の展開でしょ〜……ハァ……(
 いやああの、支離滅裂な感想ですいません、最新話のノクタス(ノクタス好きすぎて悪役でかませだとしても普通に狂喜乱舞しました)も赤い稲妻の引き(ござる……!?ww)もワクワクすごすぎて、まともな感想が書けなくなりました笑
 先の読めないオリジナル展開も多く、文章表現も巧みで終始ホント面白く読ませていただきました。今後すっごく楽しみです! 個人的にエルドがイイキャラでエルド関連のコミカルで面白かったのでそっちの活躍も期待しつつ笑、ライにまつわるお話がこれからどう転がっていくのか……これからもコッソリ応援させていただきますね(´∇`)では!!
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投稿者:竜王 2017/04/06(木) 19:57
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とらとさんこんばんは!こちらでは始めまして!感想をもらった嬉しさで手が震えている竜王です!それでは返信させていただきます。

この作品は原作と比べダークにいこうと考えてます。しかしそれは原作のもつ長所を殺してしまうことにつながるので大丈夫か・・・?となってたんですけど、気に入ってくれて本当に良かったです。

ライは闇が深いですね(笑) 初期プロットでは普通にクール無表情な少年を主人公にしようと考えてたのですが、それだとあんまり面白みがないなあと思ってイケイケ正義厨にしてみました(笑)その一方でまだ若いライには年相応に悩んでもらおうとしており、その一角が高所恐怖症とか言う形で出ています。

ライ関連のシナリオは自分が一番力を入れているところです!まだまだそこにたどり着くまでは遠いですが、垣間見えるライの闇の深さを見つつ、ライが報われるかどうかを見ながら楽しみにしててください!

シオンはこの作品で一番原作に忠実に作られているキャラだと思います。それゆえに作中で一番苦労するキャラになってしまいました。ライとの距離感や、嫉妬、羨望で悩みつつ前に進む・・・書いててこっちの方が主人公してるじゃねえか!って思ったのはここだけの話です。

ノクタスはモブキャラの予定だったんですが気づいたら勝手に動き始めてました(笑)あくまでモブなんですが、これからも勝手に活躍するのでお楽しみに。

エルドは本当に書いてて楽しいですね(笑)頭はそこそこ切れるくせに、アホで、しかも人間臭い。私が一番好きなキャラです。ライもシオンも妙に重たいのでエルドビアンナイトではさんざんにはっちゃけさせました。そんな思い入れが深いキャラなのでいいキャラと言ってくれて嬉しいです!

引き、比喩表現は自分の中でかなり意識しているので、すごいと言ってくれて本当に嬉しいです今晩はとらとさんがいる方に足を向けて寝られません。

・・・返信が本当にまとまってないのですが、これを以て締めとさせていただきます。次回も楽しみにしててください!
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